金型製作
金型は、上金型と下金型がベースとなり上下金型の間に金属板材を挟み、プレス機の上下運動を活用し、金属板材に様々な成型状態を作り出しています。
上金型は、金属板材にに抜き穴、切り出し、曲げなど成型状態を作り出すために、凸部品(パンチ部品)が準備されています。
下金型は上金型を受ける形となり、凹部品形状となっています。
高速プレスで動き、高信頼性・長寿命を得るために、部品の部材金属は硬い、ねばりのある金属を使用するなど、工夫がされています。
試作専用金型
金型部品は、金属板材に抜き穴、切り出し、曲げなどの成型状態を作り出すために、金型の加工工程ごとに形状に見合うよう「部品」が準備されます。
また、金型には数多くの「部品」が使われていますが、これらを総称して「金型部品」と言っています。
これら「金型部品」は、一点一点が異なり、すべて「一品製品の製作」です。これを作り出すためには、非常に高度な超精密・超精度の技能作業が要求されています。
弊社機械工部門で、その部品を製作しています。
試作専用金型
弊社では自社内での金型製作を行っております。
量産金型起工を前に試作品を安価な価格で製作したい場合などに有効です。
異なるサイズでの金型フレーム部分を各種取り揃えていますので、臨機応変に対応可能であり、パンチ・ダイ入れ子・ストリッパー入れ子製作のみの場合や、シェル等の製作に必要な曲げなどの加工試作が可能です。
単発型試作と違い、順送型試作での評価が可能となりますので、サンプルの信頼性を高められるだけでなく、製作納期が短時間で可能となります。
また、費用も従来費用の半額程度まで抑えられます。
小ロットの生産品や嵌合部品などの寸法打ち、その他特急品対応など様々な用途に対応します。